おかめ(甘味)

おかめ東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館B1

または

東京都千代田区有楽町2-7-1
有楽町イトシア プラザB1F

おはぎの名店

はい、リクエストにお応えしまして、おはぎのお店です。結構TVなどにも取り上げられているので、ご存知かもしれませんね。非常に大きなおはぎですので、おなかを空かせてから参りましょう。

イトシアのお店は私もまだ行ったことがありません。商店街だった頃の昔からのお店は、それはそれは見事な甘味や然とした内装で、雰囲気満点でしたが・・・

有楽町イトシアの店へ

おかめ、有楽町イトシアの店舗相方がおはぎの名店を紹介してくれたところで早速行ってきましたよー、相方と共におはぎの名店おかめへ。

お店に着いた時間はちょうど午後4時ぐらい。おやつの時間にはチト遅いかな?というニッチな時間帯にも関わらずお店の前には行列が出来てます。いやいや、若い女性から妙齢といいますか70代以上の女性の方も並んでます。
いやはや、すごい人気ぶりです。

店内の雰囲気は、さすがは老舗

おかめ店内相方がイトシアが建てられる前の雰囲気を書いていましたが、確かに店構えはもう最新ビルに入っているテナントの一つという印象で、老舗の甘味処とは思えないというのが正直な感想です。

そうはいってもさすがに店内は、老舗甘味処の面影が残ってますね。商店街時代の店舗はもちろん知らないのですが、店の天井にある梁なんぞは立派なもの。これなんかは昔の店内で使ってた梁をそのまま新しいビルの店舗に移植されたんではないでしょうか。

煎茶とおはぎ2ヶセット

じゃーん。そしてこちらが老舗甘味処おかめの煎茶とおはぎ2ヶセットです。少々、ピンボケなのは許してくださいね。今回、デジカメを忘れてしまったので携帯カメラでの画像なんです。

煎茶とおはぎ2ヶセット

大きなおはぎ(それでも相方は小さくなったと言っていた・・・)2つに可愛い急須と湯のみが、四角いお盆にのってやって来ます。おはぎは、あん、きなこ、ごま、さくらの4つから好きなものを選びます。

ちなみに、お品書きにはおはぎ単品の記載が無いので、おはぎを食べるのならお品書きに記載のある煎茶とおはぎ2ヶセットを頼むしかないのかな、と 思ってしまいますが、どうやら単品での注文も大丈夫なようです。お隣に座った上品なお婆様が、おはぎ単品を頼んでおりましたので・・・
ただ、お水代わりに店内で出してくれるのがほうじ茶なので、私のようにやっぱりおはぎにはちょっと苦めの緑茶系でしょ!という方には煎茶とのセットがいいでしょうね。

おかめのおはぎ甘味処おかめのおはぎ、お味のほどは?

どうだぁー!と言わんばかりのボリューム感あふれるおはぎ2つをさっそく攻略。まずはごまのおはぎから頂きます。

たっぷりとしたスリごまを身にまとい柔らかなもち米の中に餡が入っているごまのおはぎ。お箸で割って口の中に入れてみると、ごまと程好い塩味の口当たりの後に、もっちりとした食感のもち米と餡の甘さが口の中に広がります。
スリごまには軽く塩がふってあるんでしょうねぇ、軽い塩味と中の餡が絶妙な美味しさを奏でます。

口腔調味というんでしょうか、おかずとご飯を同時に頂き、口の中で素材を咀嚼しながら味つけを楽しむという食べ方は、日本人独特の食べ方と聞いたことがあります。

日本の食文化の懐の深さを思い知る

塩キャラメルとか塩チョコレートなんてものが最近流行っていますが、とっくの昔に日本人は塩味と甘味を絶妙なバランスをもって堪能していたんですよね。他国の食文化をけなすつもりは毛頭ありませんが、古来からある日本の食文化の懐の深さをあらためて思い知る思いです。

そして、おはぎと言えば餡をまとったおはぎでしょう。次はおはぎの正統派、餡のおはぎを攻略します。これまた、たっぷりとした餡がもち米を包みこみ、その重量感とずっしり感は一級品です。しかも、くどさの無い甘さ。まったく、上野のみはし本店といい、このおかめといい老舗甘味処の餡というのは、どうしてこんなにずっしり感がありながらもさっぱりとした甘味を出しているんでしょうか。

いやぁ~、本当に美味い!そして苦みばしった煎茶の合うこと、合うこと。日本人として産まれて良かったなぁ~とつくづく感じ入ると同時に、こんなお店に連れて来てくれた相方に感謝です。

きな粉のおはぎと豆かんのセット

そしてこちらは豆かん大好きの相方が頼んだ、おはぎと豆かんのセットです。選んだおはぎはきな粉のおはぎ。これまた、たっぷりときな粉がまぶされた おはぎと黒蜜が別にセットされた豆かんです。そして、おかめの豆かんは、この黒蜜が別にセットされているところが重要な意味を持つということを我々は食べ てみて思い知ることになるのです。

おはぎと豆かんのセット

おかめの豆かんは、上野のみはしに比べると少々お豆が少なめといった感じでしょうか。それでも薄茶色のお豆は上野のみはしと同様、豆の皮は薄く、中はほっこり柔らかい上質のお豆であることが写真からも分かって頂けるでしょう。

そして、黒蜜をやや少なめに入れた相方が、この豆かんを口に運んで出てきた言葉は・・・

「んん~?この豆、塩味がするぅ~」
「でもこれ、黒蜜の甘さとちょっと塩味があるお豆が合う!もうちょっと黒蜜入れよ~っと」

そうです、こちらの豆かんのお豆にはちょっと塩味がついてるんですよ。そして、別にセットされた黒蜜を自分の好みの甘さになるよう調節して食べるという代物なんです。

甘味の極意?

まさに塩味と甘味を合わせた上で、何とも言えない甘さを堪能するという塩キャラメルや塩チョコレートの極意をすでに老舗甘味処では当たり前のように 実現していたということです。さらに自分の好みにできるよう、タップリの黒蜜を別にして出してくるところなんざは、江戸の粋を感じずにいられません。

さらにきな粉のおはぎ。こちらもきな粉に甘味はありません。甘味がないどころか、ほのかに塩味がするように感じられたのは私の気のせいでしょうか。 タップリとしたきめ細やかなきな粉の中には柔らかいもち米と餡がぎっしり詰まっています。これまた、何とも言えない美味しさです。

女性だけにいい思いさせることはない!

上品な甘さの餡を使った、餡、ごま、きな粉のおはぎとちょっと塩味のきいた豆かんにタップリの黒蜜。いやはや、日本の甘味処おそるべし、です。
ケーキなどの洋菓子は食事をした後のデザートとして堪能できますが、こういった甘味処というのはどうしても我々男性陣は縁遠くなってしまい、その美味しさを堪能できる機会は滅多にないというのが実態でしょう。

いわば女性だけがこの美味しさを知り、その素晴らしい甘味を享受し、占有しているのです。さあ、甘いものが好きな男性陣の方々、女性だけにいい思い をさせることはありません。是非とも、この老舗甘味処が受け継いできた日本の甘味の食文化を堪能してみてください!その美味しさにうなること間違いなしで す。

ただ、男だけで入れるような雰囲気ではないんですよね・・・甘味処って・・・
まあ、そこは女性の力を借りて、ご一緒するしかないとあきらめましょう。女性しか入っていない混浴の温泉に入りづらいのと一緒ですな。
まあ、こんなところがちょっと強気になりきれない点ではあるんですけど、女性だけにその美味しさを独占させておくのはもったいないのは間違いないと思いますね。

(平成20年9月)

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